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「健太君、美智子さんの今後の生活を
凄く心配してました」
「病気の中で色んなことを忘れていく美智子さんが
かわいそうに思って積極的に対応してくれたわ、
他のスタッフは面倒だから嫌ってるけどね、
美智子さんの不幸な心中を察したのよ、
それで、田舎へ帰って家族、おばあちゃんの
顔を見たくなったのよ、
私はそれを待ってたの、思いやりのある
立派な男に変身したわ」
「それでみつばさん、私に
協力するなって言ったんですね」
「そうよ、健太君には初めから
無理な依頼だった、でも美智子さんのお陰で
いい人間になったのよ」
「でも、美智子さんの依頼はどうなるんですか？
彼女旦那さんと会えると思って待ってるんじゃないですか？」
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