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地球のエネルギー、つまり石油などが切れて数百年。
それでも人類は新たなエネルギー源を探そうとしていた。
その結果、人類の総数はかなり減った。
しかしながら多くの犠牲を払いながらも、人類は新たなエネルギー源を発見することに成功。
だがしかし、そのエネルギーは希少なものらしく、安全に使えるのは一部の人間の身となり、多くの人が安全を得る過程ででた不純物を含んだエネルギーを使って光を得ている。
エネルギーのでるポイントはいくつかあり、それぞれで出る量も違う。
人々はそのポイントに街を作り、生活している。
それぞれの街のつくりは、エネルギーの形によって変わっている。
街の中心に大きな塔がたったものもあれば、扇のように議人がっている街もある。
ただ、共通していることは、エネルギーの不純物が多く出るところに住む人ほど寿命が短いこと。
今の世界の形は、一昔前だったらSFだなんていわれるような世界になっていた。
そしてその世界に一つある街、そこに住んでいる私は
「・・・犬?」
「・・・・オオカミです」
頭から三角形の茶色の耳、尻の部分から茶色の尾をはやした変な青年を拾っていた。
ちなみにゴミ捨ての帰りだった。
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