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トモ君とくっついてくれてよかった。
結構苦労したんですよ。
トモ君をその気にさせるのに。」
「それで、『付きまとう!』って、嫌われたわけ?」
「そうですね、
僕としては見守ってるつもりだったんですが。
トモ君と会話してるのも、
アポージェに裏サイトでチェックされたでしょうし。
それよりも、彼女やっぱり特定ツール持ってるか?
囲いにその手のテクニックがある奴が居るみたいで、
相当逆探知されたみたいです。
匿名で動いていたのに、
僕がどこに訪問してたか把握してましたよ。」
「そうなの?
じゃぁ、昔『は?』が言ってたのは
本当だったんだね。」
「そうそう、政治配信してた『は?』でしょ。
あの頃は、彼のインスタでも見て、
偶然知ってた場所で、
家を特定されただけだろうと思ってましたけど、
本当でした。
僕は、家こそ特定されませんでしたけど、
ネットでの動きはかなり特定されましたよ。
僕もいらぬお節介で、
アポージェとトモ君の動きを追い過ぎました。」
「そうだったんだ、今も監視してるの?
アポージェ達を。」
「いえいえ、滅相も無い。
もう彼らには興味ありませんよ。
アカウントは残してるけど、
あのサイト自体にあんまり行っていませんよ。
それに、あの小説にも書いていた様に、
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