八章

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「あははははははははは! あの女から悠ととったのにまだほしい。ほしいほしい! 羚杏は見てくれないからもう知らないわ」 もう私には必要ないのと悠がいればと 「セフレでも私から離れないわ だってあの女が人質だもの」 そう独り言を言って笑いだす。 狂いだした道を歩みだした玲美なのだった。 すっきりして新たな道を歩もうとしてる詩菜はそんなこと知らない。 「そういえばみた?」 「何が?」 「悠がさ」 そう玲美はまだ知らない。 悠が活動停止をするということに 「悠が一度今の仕事終わったら一度離れるって」 「うん知ってる。 この前そう話してた。」 狂ったものと正しい道へと行くもののそんな思いと裏腹に誤った道を行こうとした人は正しいほうに行こうと足掻こうとしていた。 「友達に戻ったの?」 「ううん友達には戻れない。でもいつか大丈夫なったら友達になってほしいって言ったの。 でも連絡先もう一度聞いてきたから教えたらなんか今の俺はって感じに連絡よこすの」 もうほんとわかってるのかな?っていいつつうれしそうにそう話す詩菜。
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