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初めてはあなたがいいのになって
最初は悠を思い浮かべた。
でも最後に思い浮かんだのは悠じゃなかった。
でもやっぱり私には・・・。
「じゃぁいただきまーす」
そういってぼんやりと考えていた思考をもとに戻された。
男のものを出して詩菜の中に入ろうとしていた。
その時。
どん!っとドアが乱暴に開く音がした。
そこにはいるはずもない人がいた。
『詩菜!!』
そこにいたのは行為されててもずっと思い浮かべていた。その人だったらって思ってた人だった。
どうしているのですか。
羚杏さん・・・。
「なんだよお楽しみ中だよ。」
そういって行為をやめ、私の体から離れる。
そのせいでしていたことが羚杏にばれてしまった。
「何してんだ。」
少しドスの聞いた声でそういう。
そしてドアの向こうからもう一つと足音がした。
そこには
「おい!
って・・・詩菜!?」
そう悠だった。
なんでいるんだろう。
今は玲美さんとデートなはずなのにと
私のほうに歩み寄って私に自分が羽織っていたものを詩菜にかけて乱れた服を体を隠してくれる。
悠のぬくもりだ・・・。
そう思ったら気が抜けてしまう。
「ごめんな・・・」
と詩菜にしか聞こえない声でそういった。
どうしてあなたが謝るのですかと疑問に思った。
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