石楠花の章 ~女中兼組長補佐~

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その後は気配も視線も感じなかったから多分土方に報告した後寝たんだろう…。 次の日の朝、みんなより早く起きて朝食を作った。準備ができて、運び終わり隊士たちを起こして回ってから広間に戻った。 すると…なんということでしょう。私のおかずが三馬鹿に食べられているではありませんか。(すいませんっ!某リフォーム番組をパクりました!by葵) 私は思いっきり殺気を込めた声色で 葵「3人は何をしてるのかな?おかしーなー、私のおかずがなくなってる。誰かが食べたのかなー?隊士のみんなー!知ってる人いる?」 この時隊士、いや、幹部のほとんどまでが顔面蒼白になったのはみんなが覚えている。すると、勇気を振り絞った一番組隊士が 「な、永倉さんと原田さんと藤堂さんが…」 葵「君は頭がいいね~。ありがとう。さて、幹部の3人は何をしてるんでしょうねぇ?」 3人「あ、葵、これには訳があってだな…」 葵「言い訳は聞きたくないわ!あとで道場来いや!逃げんじゃねえぞ!」 その時さらにあたりが凍りついたことを葵は知らない。
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