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?「あなた、女子なのに強いなんて怪しいですね?屯所に来てくれますか?君たちはそいつの片付けしといてください。」
そういった彼の目はとても冷たかった。
葵「いいですけど、あなたは誰ですか?」
?「僕ですか?僕は新撰組一番隊組長沖田総司です。あなたは?」
葵「私は宮里葵です。」
沖「では、屯所に帰りましょうか!遅くなると土方さんに怒られてしまいます。葵さんも行きますよ!」そう言いながら、結構なスピードでグイグイ引っ張られていった。
沖「行きますよー!せーのっ、ひーじーかーたーさーん!!」
土方?「うるせぇぞ!そうじぃーーー!
ん?こいつ誰だ?」
沖「土方さんの方がうるさいですよ。怪しかったんで連れて来ました。あと、こいつ街で乱暴してたんで連れて来ました。って言っても葵さんが吹っ飛ばしたんですけどね、」
土「それは確かに怪しいな。女子がそんな力を出せるわけねぇ。普通じゃないな。」
沖「でしょう?それに遊女みたいに派手な浴衣ですしね。色々と怪しい点があるんですよ。」
土「そうか、そいつだけなんとかしとけよ!」
沖「はーい?じゃあ、葵さん、手出してください。縛りますから。」
葵「は?まさかそんな趣味でも…」
沖「ないですよ!変なこと言わないでください。あなたに間者の疑いがあるから縛るんですよ!!」
葵「冗談に決まってるじゃないですか!真に受けるってことはますます怪しいですけど…」
沖「あんまり言うと斬りますよ?(黒笑)」
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