走り続けてきた道

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「ねぇ風花。」  青色に広がる空を見る凛。 「ん?」  私も同じように空を見上げた。 「次の大会、絶対入賞しよ!」 「入賞と言わず、優勝ね。」  そう言った私に、凛は笑顔で頷いた。 「そうだね!」    入道雲が広がる空に、  二人で願いをかけた。
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