ハ・ツ・ネ・ツ・オメガ 4

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「どこかホテル……は、無理だな、その恰好じゃ。俺のマンションでいいか」  壮介にそう問われて、 「……はい」  と、機械的に返事をした時も、自分の声が、どこか遠くで知らない人が話しているみたいに感じられた。
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