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悪夢のようなシルヴァヌスの森を撃破して、
今や、スサの一団は次の目的地へと旅を続けている。
あの後、負傷した隊員達の手当てをするべく、
その日一日シルヴァヌスの村に逗留し、
ゆっくり休んでから出発することになった。
・・・もっとも何人かの負傷は激しく、
出来得ることなら、この場に留まらせてあげたいところなのだが、
基本的にここは敵地であり、サルペドンとマリア以外は言葉も通じない。
何とか頑張ってもらううしかないのだろう・・・。
ただ、好材料がないわけではない。
サルペドンがある情報を仕入れてきたのだ。
「・・・この先の進み方だが、
東へ向かえば、一大穀倉地帯があるらしい。
別に敵の食料を抑えるとか、我らが補給のためとか、
そんな目的ではないのだが、
そちらには『比較的』温和な神がいる。
余計な戦闘を避ける事が出来るかもしれない。」
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