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そんなことを休憩地点で考えていたら、
互いの目が合ってしまった。
別にどちらが先にと言う訳もなかったのだが、
マリアが先に微笑んだ。
「あら?
どうしました? タケルさん?」
「あっ、い、いえ・・・(そうだ!)
マ、マリアさん、行軍きつくないッスか?
女性のカラダでここまで歩くのつらいっしょ?」
何を今さら・・・
「・・・大丈夫ですよ、タケルさん、
皆さんの方が大変でしょうし・・・。
それに・・・この先、もっとつらい事が起きるかも・・・。」
勿論、それはタケルも覚悟済みであった。
果たして・・・この先、誰が犠牲になるのか・・・、
全員無事に生きて地上に戻れる保証は何一つないのに・・・。
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