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エドワード王子とて男。
異性愛者だったが女顔の僕はたぶんイケてしまう。
何とかこの事態を回避せねば……などと僕が思っていると、
「確かに武器などが必要だよな。明日も探しに行くわけだし。仕方がない。また別のときに時間ができたら試させてもらおうか」
「は、はい」
今日はそうしてもらえたほうが助かる。
そう僕が思っているとそこで頭を撫でられた。
どうしたのだろうと思っていると、
「もう大丈夫そうだな。だいぶ疲れているみたいだったから」
「な、なんだかぐっすり眠れたから」
「そうか、よかった」
エドワード王子が僕にそう言ってほほ笑む。
優しい、そう僕はエドワード王子の事を思ったのだった。
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