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予約投稿:From somewhere far away.
若宮いずも。その名前で僕は、中学二年生のころからネット上に小説を投稿し始めた。
初めて作品を書こうと思った時、一体なにから手を付けていいのか分からずに、パソコンの画面で光る小説投稿サイトの執筆画面の真っ白な本文を見つめながら、どうしたものかとずっと悩んでいたのを覚えている。それでも、書き始めたらキーボードを叩く手が止まらなくなり、いつの間にか気分も載ってきて、一話書き終えたのも覚えている。
そして、初めて投稿するとき、酷評や残酷な現実を突きつけられるのが怖くて投稿ボタンをクリックするのを躊躇った。でも決心して投稿すると、次の日にブックマークが2件ついていた。それに気をよくした僕は、それから小説を書いては投稿するという新しい楽しみを見つけた。
そうして3年。その間にSNSも始めて、読者も多くなり、他のネット小説家とも関りを持つようになった。
だけれども所詮僕は高校一年生。たまに感想で酷評されたり、ネット上の関係で嫌になったりもする。
昨日も丁度、ネット上で中学一年生を自称する人に絡まれ、自分の作品を酷評されたばっかりだった。
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