プロローグ

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その後、パトカーや救急車などもきてこのゲームセンターでの殺人事件は収束したかのように思えた。 ただ、これは序章に過ぎなかった。この後、大量殺人事件は絶えず全国的に、いや。世界的に激増していた。 ゲームセンター殺人事件 死者1名 重体1名 死者というのはあの後、友人以外で殺された人であった。僕の友人はなんとか一命を取り留める事が出来たらしい。槍は、深くまでは刺さっていなかったとの事だ。僕はこの時の違和感に気付いていなかった。 病院から家に帰る途中、何者かの視線を感じた。僕はそれを気にしながらも帰るが結局正体は見つからず。家に着く頃には、それは消えていた。この時、誰もがこの世界にあんな事が起きるなどと思ってもいなかっただろう。 深夜、インターホンの音が鳴る。 「こんな時間に誰だよ?こっちは眠ってるっていうのに勘弁してくれないかなあ」 ドアを開けるとそこにはゴツそうな体躯の男達がいた。 「こちらは政府の秘密警察だ。こんな時間にすまないが来てくれないだろうか?」     
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