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僕はこれには正直に答えた。海斗は僕の親友でもあり、彼らの友達でもある。
前からドアが開く。
「朝のHRやるから早く座れー!お前たち」
先生が来た途端、皆んなは急ぎ足で自分の席へと戻って行った。
「えー、殺人事件があったのは知っているとは思うがそこには颯馬君もいた。だからといって、余り詮索するんじゃないぞ。それと、最近全国的にも殺人事件が多発しているようだ。呉々も注意するように頼む。分かったな。今日は...」
先生の話が続く。ここまではまだ良かったんだと思う。しかし、やっぱり違和感があった。どうしても引っかかるものがあった。
謎の生物の出現。僕が見た奴はどう見たって鎧を着ていたし、槍を使ってたし間違いなく知能が有る。それを100歩譲って気にしない事にする。
奴は一体何処から来たんだ?あんな物を街中で振り回してたら誰だって110番する。隠れるのが得意なのだろうか?昨日秘密警察のおっさんが奴らと言っていた。少なくとも複数同じような事例が起きているのは間違い無い...
「うわっ!」
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