第2火曜日

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「れいこおおお!」  おれも叫びながら、夢中でボーガンを操作した。  擲弾筒仕様の矢じりに手榴弾を装着すると、狙いをつけて、ボーガンの矢を放った。  真っ白い閃光と轟音が全てを震わせた。  激しい爆風がおれを吹き飛ばした。  おれの体は空を飛んでいた。  それからすぐに、何かとてつもなく固いものに叩きつけられる感覚があった。
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