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「京……一回出しとくか」
「えっ……あっ……!」
揺れる京を手に取ると、俺は緩く握って勢いよく扱いた。京が悲鳴を上げる。
「ひあっ……!」
あっという間に、湯の中に白い花が咲く。俺はそれを洗面器で掬い取り、洗い場に流した。肩を上下させて、京は汗の珠を身体中に光らせている。
「真一……!」
沸き上がる欲望に身体を持て余し、京は涙の滲む声で俺の肩に縋り付いてきた。その額にキスを落とし、俺はボディーソープを手に取って京の背中から引き締まった腰へと掌を滑らす。
「ぁんっ……!」
俺の身体に覆い被さるように膝をついている京の、分身と後孔にも洗いながら愛撫を施す。
初めて試みた日には中指一本でもキツかったが、今は優に三本の指を京は受け入れて、それでも足りずに自ら腰を振っていた。
きゅっと目を瞑り、時々強請るように薄く目を開けて俺を見る京は、ひどく扇情的で俺を焦らせた。熱く膨れ上がって先走りを溢す俺はもう我慢がきかず、京の肩を甘噛みすると、その華奢な身体を軽々と抱き上げてバスルームからベッドへと直行する。
ベッドは二人分の水気を吸って湿ったが、そんな事には構っていられなかった。京の顔から首筋へと余す所なくキスを落としながら、吐精してもなお勃ちあがっている分身を握る。
「あんっ……! やっ……俺ばっかり……」
その可愛い苦情に、俺は片頬を上げた。
「京……痛かったら言えよ」
「ぅんっ……」
返事とも喘ぎとも取れる声音が返り、俺は京の蕾を探った。まだボディーソープのぬめりが残っていて、また容易く三本の指が飲み込まれる。中で指をバラバラと蠢かすと、京はもう自力で動く力もなく、ただハスキーに嬌声を上げた。
「イイか?」
普段なら羞恥を見せる質問にも、理性のとんだ京は、素直に陥落する。
「あ、イイっ……真一、もっとっ……」
「もっと、な」
俺は応えて、親指と人差し指で輪を作り、京の蕾をより拡げるように前立腺を掠めて輪を回す。
「ひぁっ、あ!」
その動きに、京は大きく声音を掠れ上げた。前から滴る愛液とボディーソープと腸液で、そこはぬちゃぬちゃと水音を立てている。
「やらしい音がするな、京……」
「んあっ、駄目、それ駄目っ……」
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