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過ぎる快感に、京は大粒の涙を流して端正な顔を歪ませていた。本来白い身体は、湯に浸かったせいでなく、全身がピンク色に上気している。
充分にそこを解すと、俺は京から快感のリングを引き抜いた。小さな悲鳴が上がる。
「京……」
俺は、ツンと尖った胸の色付きを悪戯に食む。すると京は、嫌々と僅かに首を振って嗚咽を漏らした。
「しんい、ち……早く……して……っ」
京の分身を見ると、また真っ赤に熟れている。俺は可愛く強請る京をもっと知りたくて、腰骨に柔らかく歯を立てながら、分身の下に実る二つの果実を片手で弄んだ。
「やぁっ……! 真一……!」
蕾への愛撫のお陰で、すっかり懐柔された京が叫ぶ。全身が性感帯になっているようだった。
隣が京の部屋で良かった、と思う。隣に住人が居たならば、ここまで開放的にはなれなかっただろう。
俺は京の腰を掴み、勢いをつけてうつ伏せにさせた。
「んっ?」
京が、驚きの声を上げる。
「京。尻上げろ」
「えっ……」
僅かに理性を取り戻した京が、戸惑ったような呻きを漏らした。
「バックからの方が、身体に負担がかからねぇ」
だが京の理性は、俺のリクエストに応えなかった。俺は強引に腕を京の腰にかけ、尻だけを高々と上げさせた。
愛撫の名残に収縮する蕾が俺の雄と同じ高さにくる。その光景は、否が応でも俺を奮い起たせた。
「京、今度は痛くねぇからな」
この数週間、京の蕾を咲かせ続けてきた。全て、今夜の為だ。
京の雌花に俺を宛がうと、徐々に軽く注挿しながら、じりじりと押し進む。
「あ……っ、ぁっ」
京が、快感と理性の狭間で揺れる。最初の夜の痛みを、身体が覚えているのだろう。
俺は京の理性を飛ばすよう、萎えかけている分身を掴んだ。ゆっくりと扱いて、快感を引き出す。充分に花開いていたそこは、やがて俺を根元まで飲み込んだ。
「京……くっそ……イっちまいそうだ」
俺はグッと堪えて、京の尻に腰を擦り付けるように刺激する。
「ぁっ、あ、イイっ……」
挿入している間、苦鳴にも似た声を溢していた京だが、ついに息吹を吹き返して、確かにそう言った。
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