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「シズ、もう、手加減できない」
余裕のない声でフィエンドが告げて、シズが頷く前に一気にフィエンドはシズの中へと入り込んだ。
「あぁぁああっ!」
体の中からフィエンドの形に変えられて、中を擦られて、その熱さにシズは大きく声を上げた。
熱い杭が打ち込まれて、シズはもう逃げられず、フィエンドの腕の中で奪われるしかない。
やがて奥深くまでシズの中に入り込んだフィエンドが、大きく目を見開くシズに囁く。
「奥まで入った……動くぞ」
もっと奥へと入り込もうとするかのようにぐっぐっと強く押されてから、フィエンドは緩やかにシズを穿ち始める。
「ぁああっ……やぁあ、ぁああ……」
「シズ、可愛い」
「ぁああっ、フィンっ……好きっ……」
突き上げられて中を擦られてそのたびに快感がシズの中をかける。
その分だけ、今大好きなフィエンドへと繋がっているのだと愛おしさが募って、好きだと言う気持ちが口から零れ落ちる。
それを聞いたフィエンドの、微笑んで、
「俺もシズが好きだよ」
「ぁああっ……好き、大好き……フィンすきっ」
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