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丁度飲み終えたらしいフィエンドが、そう言ってシズの羞恥心を煽る。
厚意は優しいのに、フィエンドはシズが恥ずかしくなるような事を言う。
実際にフィエンドは、シズが恥ずかしがる事がわかっていて言っていた。
それでも言ってしまうのはその恥じらうシズが可愛いからに他ならない。
そうやって追い詰められていくシズはそこでフィエンドの指が何処に向かって忍ばされているのかに気づく。
「ぁあ……やぁ、そこ……」
けれどフィエンドは取り出した小瓶から液体を取り出して、シズの孔に塗りこめて、指を入れていく。
蠢く指だけで感じてしまい、シズは喘いでしまう。と、
「……だいぶ柔らかいな。俺が無理をさせたからか?」
「! ち、違うよ、フィンは悪くない……ぁああっ」
「ごめん、シズ。大切にしようと思っていたのに、こんな事になって……でも、俺は一生シズを放さないから、責任を取るから、だから……ずっと一緒にいて欲しい」
「ぁああっ……うん、僕も、ぁあ……フィンと一緒にいたい」
シズもフィエンドに答える。
そこでシズの体からフィエンドの指が引き抜かれた。
変わりにあてがわれたのは熱い、フィエンドの欲望で、
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