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「先輩ただいま帰りました」
「ご苦労さん!じゃあ今日は帰っていいよ」
「はい、お先に上がります、
お疲れ様でした」
「お疲れ」
俺の名前はケイジ、
仕事がなくて途方に暮れていた俺を高校時代の先輩が拾ってくれて、
先輩が経営している花屋でバイトをしている。
今配達から戻って、
ちょうど勤務時間が終わって仕事をあがったところだ。
先輩には明子という名の彼女がいる。
だが俺は今、その彼女の下に行こうとしている、
毎週月・水・金は先輩は市場に花の仕入れに市場に行くのだが、
その前日の夜、俺たちは密会を重ねていた、
この日は先輩が市場に行く為に夜早く寝てしまう為に、
この時を利用して俺たちは密かにあっていたのだ。
そして今日もこれから彼女に会いに行く。
初めて先輩の店で彼女にあった時、
全身に電流が走った様な気がした、
完全に俺の一目惚れだった。
彼女も先輩との付き合いがマンネリ化していて刺激がほしかったらしく、
俺がダメ元でアタックしてみたらなんとあっさりオッケーしてくれた。
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