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その後シネコンの上映時間が近づくと、
二人は速足でシネコンに向かった。
「ふう、間に合った」
そして映画を見るため、
シネコンの中に消えていく二人。
しばらくして映画を見終わった二人が出てきた。
「次どこに行こうか」
「もう遅いし帰ろうか」
「じゃあ送るよ」
そのまま明子のアパートまで送るケイジ。
そしてアパートの前に着くと、
明子は何気なく語りかけた。
「あたしの部屋に来る？」
「良いのか？
じゃあおじゃましようかな」
そしてケイジは明子の部屋に向かうと、
そのまま明子の部屋で朝を迎えた。
こうして二人だけの秘密がまた一つ増えた。
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