68人が本棚に入れています
本棚に追加
「……なぁーんてな!嘘だよ!殴らないから安心しろって!2人きりの時間に何があったのか気になっただけだから、何にもなかったならそれでいいよ」
「なんだよー。びっくりしたじゃないか」
「ははは、わりーね」
いきなりすごんだ六郎には多少動揺したが、彼もふざけていたのなら良しとしよう。それにしても六郎が大星と話しているところを僕は見たことがない。これだけ『大星、大星』というのだからガツガツアタックしているのかと思ったが、そうではないようだ。あ、彼はかなりの人見知りだということを忘れていた。
最初のコメントを投稿しよう!