第二章『受験戦争前の戦争』

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僕は心ここにあらずボーッとしている。 しかし退屈な授業の真ん中辺りで事件は突然に起きる。 「ひゃはははははは!!!学んでいるかいティイイイイインネイジャーーーー!!!」 校内放送からいきなりの叫び声!! クラスのほとんどの人間がビクッとなる。可愛い表現だね!うふふふふ 学校全体はざわめく、前にもこんな事があった。そしてまたも授業所じゃない。 「ビックリしているかい?さらにハードな事をはじめるぜ?いいか?廊下にいるやつはさっさと自分の教室にもどるんだな!!自殺願望者はもどらなくてもいいけどな!ひゃはははは!!」 「なんなんだ?下らない悪戯だな?」 先生はいたって冷静だ。それもそのはずこの事件の関係者だからだ。 僕達は恐怖なのか現実味がないのか動けない。 非日常な事が立て続けに起こる。外の得体の知れない巨大ロボットはこっちを見て笑っている。
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