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「無駄だ、派手に襲われた民家……こんな田舎じゃあ警察も人手不足、頼りには出来ないぞ?」
冷静な上岡の意見が手忠を落ち着かせる。
「くそ!!!どうなってるんだ!!」
強く机を叩く音がクラスに響く、強い音に不協和音の心拍音が入り交じり余計不安な気持ちになる。
やがてどこか遠くで激しい音が鳴りはじめた。
それは少しずつであるが突きつけられるであろう真実とともに心に詰め寄ってくる。
時は来た、すぐ隣の教室で激しい銃声音のような轟音が鳴り響いた後。
3ーCの教室のドアが勢いよく開く
「ここが最後の教室かい?ひゃはははは!!!怯えている目がたまんねーなァ!!!」
現れたのは初めて見る男性だった。
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