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僕は心の中で葛藤をしていた、大星はこれから一体どうなってしまうのか?
何も知らない僕達はどうされるのか?色々な考えが巡り気がつくと僕は席を立っていた。
「んん?なんだ?お前は??」
「……知っているよ。俺も知っている!!!」
「ほう??お前も知っているのか??」
「……」
決して知らない事であったが、黙っていても殺されてしまうだろうと僕は思った。
または助かっても大星を見捨てる事はとても気持ちが悪かった。
この2つの要素が短時間で頭を巡り。僕はこの決心に至ったのだ。
「まあいいだろう!お前も着いてこい」
「待って!!!私も!!!私も知っている!!」
千尋だった。彼女の声には悲しみと覚悟が入り交じっていたように思える。
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