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お母さんの温もりに触れて、私は安心した。良かったって…。要らないわけじゃない、愛されていないわけじゃなかった。
でも、それでも辛いことを言われた記憶は消えない。受け入れて、ゆっくりと時間をかけて許していくしか方法は無かった。
家に帰ると、一気に疲れが出てすぐに眠ってしまった。雨に打たれたせいか、風邪をひいて熱が出た。
無理をする必要はないからと母は、学校を休ませてくれた。そして、その日は早めに帰ってきてくれた。凄く嬉しかった。
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