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空が笑ってた
君は泣いてた
鳥が歌ってた
君は怒鳴ってた
雪が舞ってた
君は頬を紅く染めてた
風が奏でてた
君は歌ってた
ネオンが輝いてた
君はほろ酔い気味に微笑んだ
どんな景色にも君がいて
いろんな顔をしてた
そんな君を
しっかりと
頭のフィルムに焼き付ける
一人になっても
寂しくないように
桜の咲く頃
君のひざ枕で
少し紅く染まった
君を見上げながら
最後に見る君を
フィルムに焼き付けて
しっかりアルバムに納めて
あぁ
これでいつでも君の色んな顔が見れる
安心して
僕は眠りについた
君は--……
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