Lie 1

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どうしようもないくらい、好きだった。 透き通った瞳が。 僅かに綻びる口元が。 ボールに触っている時の手が。 好きで、好きでたまらなかった。 ー…なんてね。 「……嘘、だよ」 好きだと言った瞬間に。 君は、離れていく。
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