変化は突然にの唄

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宰相「無事なんですか?藍さんは」 「俺が全て術者に返した。 少し暴れて無理矢理城から出たが もう一つ問題がある。」 国王「問題…とな?」 「俺達が見た国王はゴブリンだった 宰相は豚だ。 だが、皆が普通に崇めてやがる 最初はそういう国かと思ったが その顔からすると違うみたいだな」 宰相「それは、間違いありませんか?」 「間違いない。 幻覚を使うにもあんなに広範囲な幻術魔法をずっと使い続けるのは不可能だ。 で、だ 俺の推理だとあそこで出る飲み物や食べ物に中毒性が高い幻覚草が入ってるんじゃないかって」 宰相「ですが、幻覚草はその人が見たい幻覚しか見せないはずですよ?」 「通常なら、な? だが実はな幻覚草は裏マーケットで手を加えられて売られてるんだよ。 値段は高いが、効果はバツグン。 自分の血と姿を写したい相手の血を幻覚草と一緒に混ぜそれを飲ませればいい。 しかも幻覚草は中毒性が高く、部下を使って家でも食べさせれば完璧だ」 何でこんなに詳しいかって? 俺が作っ…ゲフンゲフン 調べたのさ!キリッ 国王「その話、真なら大変な問題じゃ 宰相今すぐ同盟国へ連絡じゃ」 宰相「ハッ!」 「俺がゴブリンとかって口走ったから 早めにしないと本物の国王殺されると思うぞー って事で俺捕獲してきていいよね? ちょっとボロボロでも生きてたらいいよね?」 家族が泣かされて激おこなんすよ
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