変化は突然にの唄

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国王「その代わり騎士隊長を連れて行け それが交換条件じゃ」 「オッケー それじゃあ捕まえたら此処に連れてくるから。“転移“」 「「梦!!」」 藍が梦って言ったの久しぶりに聞いたなぁ 店に転移した俺に抱きつく二人を抱き上げる 「藍、体は大丈夫か?」 藍「うんっ!変なとこはないよっ!」 千「城行くんだろ?俺も行くからな!!」 「という事で行ってきまーす!」 ナルに手を振ってミスラン国に 道中に用事があるから歩いていきます 「んで、何で藍は捕まってたの?」 藍「実は、隊長が追い返した奴がここらへんで僕達の事を嗅ぎまわってるのを見つけたの。 だから、姿変えて話を聞いてみたら千か僕どっちかを拐ってくれたら金を出してやるって。 だから、梦の誕生日までに終わらせるつもりだったの。」 シュンっとしながら話す藍の頭を千が撫でる 藍「だけどね、中々捕まらない僕達にしびれを切らしたのかこの際生死は問わないって。 だから、僕がわざと捕まってこらしめようと思ったら魔封じの手枷つけられて コイツは簡単には死なないからって言われて何重にも呪をかけられたの。」 「藍、何で神力使わなかったんだ? 魔力封じは魔力しか封じれないし 俺達の場合サイコキネシスとか使えるじゃん それで手錠ブッ壊してとか…その顔忘れてたな?」 ハッとした顔をする藍 藍「千と早く仲直りしなきゃとか 早く帰って梦の誕生日祝うんだって焦ってたから すっかり忘れてた!!」 まぁ、基本魔力が主体で使うし サイコキネシスとか滅多に使う機会はないもんな 千「藍、ごめんね もう知らないって言って 藍の話聞かずに怒ってごめんね」 藍「僕こそちゃんと話すべきだったね 隠し事なんかしたからぐちゃぐちゃになっちゃった 僕こそごめんなさいっ」 「うしっ!仲直りしたなっ! それじゃあ、いっちょヤリにいくぞ!」 「「おぉー!」」
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