ネトゲの嫁は……

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この町の裏通り、誰も気づかないような場所にその教会と思しきものは存在した。そこには使用されたと思われるアビスシードなどがあった。また、見たこともない小型の機体が一機、存在していた。 グノーシスと呼称される化け物や、死霊(ウェルス)と呼称される化け物についての情報も存在した。 散逸する宇宙の熱的死を防ぐために行動している。また、この星は作られた星であり、失われた本当の故郷へと帰るための計画もしているらしい。 グノーシス、ウェルス、特にウェルスは人間の変異体といってもいい存在である。彼らがその度重なる非人道的な実験の数々によって生み出された不の産物。そしてそれらは集合し、一個の兵器となる可能性を有していると言う事になる。 理知が最も高い人間が判定をする。 彼は気づく。このままアビスシードが体内に残されたままの人間は非常に危険であると言う事に。 ミニゲーム アビスシードを取り除け! 体力で判定を行う。判定値は10。成功した数だけ敵の能力が落ちる。また判定を行った数値の合計分だけラスボスのHPが減少する。 ミニゲーム終了と同時にシーン終了。 シーン11 神との合一 「んん~? そろそろ頃合いだなぁ」 「我々、アルバリオル・ガゼルの目的。君たちがこの町にあった唯一にして無二の聖域を穢した事は分かっている」     
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