あとがき

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初めましての方は、初めまして。 そうでない方は、お久しぶり。 黒菱です。 『鬼狩』シリーズの3作目はいかがだったでしょうか。 今作までで、主要なキャラクターは九割がた登場しました。故に、冒頭でも書いた通り、ここまでが「第一部」という扱いです。 いやぁ、思いの外難しかったです。特に1章と2章。 どんなシーンから始めるか、どんな会話をさせるか、どんな動きで接していくか……とにかく様々なことを考えさせられました。 人が増えた分、動かすのも容易じゃありませんね。物語の宿命ですが。 一方、3章から先は、比較的楽に進めることができました。 書きたかったシーンの連続だった、というのもありますが、一番大きかったのは裁骨の存在でしょう。 彼は楽しいです。本当に楽しい。こんなにセリフを考えるのが楽しいキャラクターは、もしかしたら初めてかもしれません。 「人間とは違う」という狂気が、セリフや表情に滲むよう頑張ってみたのですが、いかがだったでしょう? では、今回はこれにて失礼します。 お付き合いいただき、誠にありがとうございました。 今後もお付き合いいただける方、よろしくお願いいたします。 ◆黒菱◆
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