犬神様

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犬神の使役、召喚の為には多くの犬が必要であり、表向きには引き取り手のいなくなった犬や、保健所から犬を多く引き取り、里親に出すといった表向きの慈善活動も行っている。 よくよく調べてみると、引き取った犬の数と、引き払った犬の数、そして、現在いる犬の数が合わない。(経理) 4.シナリオの導入 季節は基本的に何時でもいい。テレビスタッフというキャラクターの都合上、晩春から初夏にかけての頃がいいかと思う。 友人を通じて、プレイヤーたちの元へ依頼が届けられる。 場合によっては取材に来たついでに、個人的な依頼というものも考えられるだろう。 「以前、一緒に撮影をしたスタッフが、奇妙な死に方をした」 「自宅の部屋で、全身に犬のようなものに噛まれた跡があった」 「その時から犬の遠吠えがよく聞こえるようになったりしたの」 ≪POW×5ロール≫ 成功した人間は犬の遠吠えのようなものが聞こえる。 犬の遠吠えが聞こえた人間は、SANチェック1/1d3のチェックを受ける。 また、この時点で目星を行う。すると、依頼してきたキャラクターの服の下に、赤い痣が見えるのがわかる。まるで、何かに噛まれたかのようなものだ。 この傷は自分自身は見えていない。彼女にそれを指摘しようとも鏡には映らない。 彼女たちが撮影した映像は編集されて、テレビに放映されている。知識ロールに成功すれば、見たことがある。     
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