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「ヨモツヘグリ」、
「ヨオツヘグ "イ" 」とも言うが、君は知っているかね?
『古事記』に登場する夫婦の話だ。
夫のイザナギ、妻のイザナミは国作りの神だが、
イザナミは火の神を産んだがために、その火によって命を落としてしまう。
悲しんだイザナギは死者の国、いわゆる黄泉(よみ)の国へと亡き妻に会いに行く。
イザナギは妻を連れて帰ろうとするが、
イザナミは「死者の国の物を食べたから戻ることができない」という。
これが「ヨモツヘグリ」だ。
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