1 ジン君

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電話ですんなり遊ぶ事になり 近くまで来てもらえるって事だった バタバタと準備して待ち合わせの場所までマキと歩いた 少し早めに着き、話していると 私らの前で車が止まる 『ねー、なにしてんの?』 丸々太ったこいつはだれだ! マキと顔を見合わせシカトしてた マキと目で会話した 『騙された?何こいつメチャデブだし、詐欺にも程があるっての!』 そしたらいきなり 誰かが私の肩に手を回してきた 驚く間も無く 声が聞こえる 『何の用?俺の女に』 車は走っていく 慌てて振り返るとニッコリ笑う男 笑った八重歯には見覚えがあった
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