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それから数日後…。
一週間続いた、猛吹雪がやっと止み、
山岳救助隊と警察が山奥の小屋に踏み込むと、
そこで逃走中の二人組の銀行強盗犯…
竜崎明と吉村鉄雄が発見された。
しかし、吉村は既に死亡しており、一人生存した竜崎は完全に発狂していた。
どうやら、寒さと空腹で発狂した竜崎は吉村を殺害して、『その肉体の一部を食べて』生きていたようである。
そして…
そこで、一冊の大学ノートが発見された。
そのノート…
最初の数ページには銀行強盗の犯罪計画が記されていたが…
続く数ページには…
びっしりと…
意味不明な会話文が、
『三種類の筆跡』で『手書き』で記されていた。
あたかも…
どこかのSNSの
掲示板のやり取りの様に……。
~END~
イラストと題字/haoriさん
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