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あれは…
数年前の
確か…七月くらいだったでしょうか…。
ある週末の晩の事…
その日一日の仕事を終えたオイラは…
職場の後輩二人(二人とも男子っす)と帰宅の為、道を歩いていました。
実は…
この二人の後輩ですが…
偶然にも!
苗字のイニシャル(頭文字)が
二人とも『S』なのでした!
(まあ、『苗字自体』は、それぞれ違う苗字なんすけど…)
オイラ「おおっ!
今、オイラは二人の『S君』に挟まれて歩いとる!!!」
オイラ(ニイダ)のイニシャルが、『N』だから…
今の状況を
イニシャルで、表現すると(なぜ?笑)…
S・N・S←こんな感じ。
オイラ「これが…もし『オセロ・ゲーム』(だから、なぜ?笑)だったとしたら…」
何と!
二人の『S』に挟まれたオイラも!
『N』から『S』に(ひっくり返って?)変わってしまうじゃないか!!
S・S・S←こ!こんな感じにっ!!!
と…まあ、
オイラがウイットに富んだ(富んでないって!)想像を一人で巡らせていると…
長身でたくましいS君
「新井田さん!たまにコーヒーでも飲みませんか?」
ちょっと小柄のS君
「あ!コーヒー良いすね!行きましょう!行きましょう」
あ…
区別する為、
長身なS君を『大S君』…
小柄なS君を『小S君』…
と、呼ばせて頂きます。
(二人とも、ごめん!)
さて。
そんな訳で…
オイラ達三人は、最寄りのお店に入るとドリンクを頼み、おしゃべりを始めました。
最初のうちは、
単に世間話だったのですが…
いつの間にやら…
話の方向は…
『怖い話大会』へ……。
(そ、そんな無理やり怪談小説にしなくても。汗)
今回、ご紹介するのは…
その時に聞いた、
お話です………。
まずは…
大S君の…
お話から、ご紹介しましょう……………。
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