ふたりセリフ(あるいは、18禁への果敢なる挑戦)

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 彼女の両手が伸びてきて、多加木の顔をはさんだ。 「食べちゃうからっ!」  濃厚なキスがきた。 「はむっ……ちゅぷ……んむ……ん……」  彼女の舌が、多加木の唇をまさぐりのけ、内部へ侵略してくる。  多加木の舌を見つけると、彼女は自身の口内へとたぐりよせ、はげしく吸ってきた。  多加木はたまらず、上体を起こし、あぐらをかいた。  彼女のカラダもついてくる。  その尻をつかみ、座位で強く突き上げる。 「ぷはっ……ふっ……くひぁ……っ」  キスから離れた彼女は、口を開いたまま、多加木の肩に手を置き、嬌声をあげた。  多加木の上で、ぐねぐねと腰を振る。  あとからあとから、蜜があふれてくる。  潤沢な内部で、多加木のものは、おぼれそうになっている。  ふたりともが獣に──というより、ふたりでひとつの獣になってしまったようだった。 「佐原っ、そろそろ……っ」  突きながら、彼女の尻を両手でこねまわし、耐える。  が、限界は目の前まで迫っていた。 「……っうんっ、わかる、よっ、また、太くなって……るっ」  佐原は天井を仰ぎ、その胸を多加木に押しつけてくる。  汗と、女性の、甘い香りが部屋に充満している。 「あたしもっ、もう……っすぐ、だからっ」     
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