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龍司は調子が狂って、口に火傷をしてしまう始末だった。
「あら。大丈夫ですか?はい。冷たいお水をどうぞ」
女は龍司にやたら親切だ。
「ありがとう」
龍司の指が女から水のコップを受け取る時に、女の指と重なるように触れ合ってしまった。
その瞬間、電流が体中に伝わった。彼の股間まで刺激した。
女もどうやらその電流を感じでいるらしかった。
見つめ合う二人。
一瞬、時間が止まった。
二人の間で恋が芽生えた瞬間だった。
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