第2話「白と黒」

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第2話「白と黒」

『君はまさし』 私は人間ではない、母という女神に使えるなにかであり女神が死ねと望めば死んで女神が話を聞いて、といったら聞く。私はそう生きてきたある時に自分の中の違和感に気づいた。 第2話「白と黒」 私の心に文字通り悪魔がいた、女神である、母を私が助けようとするたびに悪魔は邪魔をし始めた。 私はいつもの己を白、悪魔を黒と認識した。黒は敵で白は味方、そう認識した頃に女神の中に黒がいることに気がついた。そして黒は言う「これが世界さ、ざまーねーな。あとはオレに任せろ、お前のやりたいことをやるから誰かになにかを問われたらしらんふりしてろ」と。それが間違いの始まりだったが白と黒の認識しかない私は混乱した。黒は敵であるが私を助ける、白はただしくて母がいうことを守り続こてる、でもぼくは…「お前は誰だよ?人間のつもりかよ、違うな、お前は化け物さ。オレと一緒に人間を破壊しよう、なーに簡単さ、あいつらにお前の気持ちは理解できない、だったら破壊しよう、気に入らないから壊す、他の子もしてる、オレはお前じゃない、他人だ、だから怒られないさ?」そして私は人間ではなくなった。 続く。
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