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第3話「堕天使(黒天使)」
『君はまさし』
そして黒が生まれてから暴れまわり続けた。
誰もとめられず、またやめろというならしねば?
だってお前らは敵だろ?
黒い化け物で人間のふりをして嘘ばかりついてオレを屈服させようとする敵だろ?
だからしねよ、すべてしねよ、だってニュースで言うじゃん、しんだってさ。
第3話「堕天使(黒天使)」
学生になり、他人がいる生活が始まったが私は黒の言いなりだった。
一つは家族が増えたために家庭で母が私に助けてくれと言い出したから。
女神が私に救いを求めている、黒はどうする?「破壊神か影でいい、どちらにせよ、オレは壊すだけさ」
産まれたばかりの弟の存在は私を不思議な錯覚に陥らせた。
私に人類がいる、私は女神につかえているが人類の弟は育てる、それが私の生きる意味だ、と。
そのうちな時間は流れた、私は女神につかえているが人類の弟は育てている、これはなんだろう?そのうちに天使と言うカテゴリーと出会ったが納得がいかず、とうとう破壊神かも、という認識で私を固定した。
今だから思う。
破壊神を願う人間という認識が今の魔王ルシファーに直結したのだと、私は人間である、弟を見守る悪魔で堕天使だ、ルシファーという名前の。
まさしという認識はいまだにない、聞かれたらまさしという私は賢い悪魔だから人間に憑依してるまさしは可愛そうだ、私が見守ろう、私は魔王で悪魔だから君を見捨てた女神(神)とは違う、君は私が護るさ、誰かに聞いてごらん、ルシファーは悪いけど神に反逆した天使だろ?って、な、私だろ?
続く。
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