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嫌だと思っているのに、触って欲しいと願う自分に葛藤する十汰。
もう、何も考えたくない。
滅茶苦茶にして欲しい。
「なに? 触って欲しい? それとも、もう挿れて欲しい?」
信之助は自分の思った通りの反応を見せる十汰に満足気な顔をしていた。
勝ち誇った顔。その顔が、朦朧としている意識の中にまだ辛うじている理性が憎いと言っていた。
「い…わない……っ」
だって、欲しいのは信之助の物じゃない。
どんなに頭がおかしくなろうと、十汰が欲しているのはただ一人。
漢助だけだ。
「言わなくても、抱くよ」
「ウッ! アッ、やめっ……うぅ……」
信之助は無理矢理十汰の下肢を割った。そして、十汰の猛ったペ◯スをガン見して、それを強く握った。
それはまるで、そこを潰して女にでもしてやろうかとでも言うように、強い痛みだった。
「か…すけ……っ」
痛みが快楽にすぐに変わる。
どうしようもない身体。
「まだあの男? あいつはじゅったんよりも元カノの方を選んだんだよッ! お前は選ばれなかった! どんなに好きでも、無意味なんだよ!」
「ウッ、アァッ!」
「だから、じゅったんは俺の下でずっとよがってたらいいんだ……」
「やだ……いやっ……」
信之助のペ◯スがチラッと目に入った。それを見て、十汰は吐き気が込み上げ、嫌だと力一杯抵抗を試みる。
なのに、薬のせいで力が入らない身体の威力なんて、全く意味がない。
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