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十汰は無言でこくっと頷くと、両手を伸ばして漢助の広い背を抱き締めた。
好きで、好きで好きで堪らない。
初めて会った時に感じた気持ちは薄れる事は一度もなく、濃くなる一方で止めどない。
漢助を知れば知るほど、側にいればいるほど、手放したくはない。
それは漢助も同じだと、ようやく伝わった。
「抱いて……漢助……」
強く、壊れるくらいに激しく。
十汰は漢助の耳元でそう囁いた。
「言われなくても抱いてやるよ……」
その言葉に、漢助がぺろっと舌を出し下唇を舐める。そして、ニヤッと笑い十汰の両腰を鷲掴むと、太腿を触り、両膝を折った。
あられもない姿。でも、今の十汰は羞恥よりも期待や好奇心の方が勝っていた。
そんな十汰の気持ちに応えるかのように、漢助が猛った逸物を十汰の解れたア◯ルに当てがった。
「ンッ、ングッ……ンンッ」
ゆっくり、漢助の物が入って来る。
その大きさに、息さえできない。
痛くて裂けそうだ。
「ああッ---……」
でも、そんな十汰を見ても漢助は腰を進める事を止まない。ゆっくり、慎重に中へと挿入して来る。
「くっ……ハァ……キツ……っ」
漢助は額に汗を滲ませ、我慢した表情を浮かべていた。
そのア◯ルの狭さに困惑しているようだ。
「ハァ……ンンッ……」
でも、十汰の身体は順応性が高いのか、それとも、薬のせいなのか分からないが、どんなに痛くても漢助の猛ったペ◯スを拒む事は無かった。
むしろ、無意識にもっとその奥へと招いて行く。
「喰われてるみたいだ……っ」
「あんっ…アッ……」
漢助は自身のペ◯スを飲み込んでいる十汰のア◯ルを左右に拡げ、ジッと見詰めて見惚れている。
そんな漢助を見て、十汰もまた、漢助のそこを締め付ける。
「うっ、ヤバイ……もう無理だ……っ。動くぞ」
そう言って、漢助は突然腰を引いた。
でも、次の瞬間。グッと一気に最奥を突き上げた。
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