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「バトル大会か。どうせなら全員参加しないか?」
と提案するニコラス。
その提案に乗ったのは意外にもユリカ。
「良いかもしれませんね。これから共闘する事も増えると思います。そして私達のポケモンの戦い方が分かれば、連携を取りやすくなりますしね。」
と言うユリカ。
「それもそうだな。」
と賛同するシデン。
「あ、この大会、1体のみみたいですよ。」
とルリが言うと、
「なら、初めてのポケモンで出場しよっか。」
とユリカが言う。
エントリー中にて
ニコラス以外はエントリーが終了した。
そしてニコラスの番。
「俺はリザードンで。」
も受付に言う。
「はい、エントリー完了です。」
と言われて、会場へ入る。
3人を探していると
「貴方様からはアルセウス様と同じ何かを感じます。」
と、若いイケメンのお坊さんに言われる。
「それ、昨日も違う奴に言われたんだが、どう言う意味だ?」
「今私が言えるのはそこまでです。というより、その肝心な何かが分からないのです。」
「へぇ。つーか、アンタもただの坊主じゃねえよな。」
「何故です?」
「知らねえよ。勘だ。ただ俺の勘は鋭い様でな。だいたい当たる、らしい。」
「申し遅れました。私はセイジュシンと申します。」
「俺はニコラスだ。」
「私もこの大会に参加します。もし当たったらよろしくお願いしますね。」
と言いセイジュシンはニコラスから離れる。
暫くして、
「あ、ニコラスさーん!こっちですよ!」
とルリが言う。
(大きな声出して大丈夫なのか?ポケドルだろうが…。まあ、本人が良いならいいか。)
と思いながら
「今行く。」
と、返事をするニコラス。
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