2章

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「バトル大会か。どうせなら全員参加しないか?」 と提案するニコラス。 その提案に乗ったのは意外にもユリカ。 「良いかもしれませんね。これから共闘する事も増えると思います。そして私達のポケモンの戦い方が分かれば、連携を取りやすくなりますしね。」 と言うユリカ。 「それもそうだな。」 と賛同するシデン。 「あ、この大会、1体のみみたいですよ。」 とルリが言うと、 「なら、初めてのポケモンで出場しよっか。」 とユリカが言う。 エントリー中にて ニコラス以外はエントリーが終了した。 そしてニコラスの番。 「俺はリザードンで。」 も受付に言う。 「はい、エントリー完了です。」 と言われて、会場へ入る。 3人を探していると 「貴方様からはアルセウス様と同じ何かを感じます。」 と、若いイケメンのお坊さんに言われる。 「それ、昨日も違う奴に言われたんだが、どう言う意味だ?」 「今私が言えるのはそこまでです。というより、その肝心な何かが分からないのです。」 「へぇ。つーか、アンタもただの坊主じゃねえよな。」 「何故です?」 「知らねえよ。勘だ。ただ俺の勘は鋭い様でな。だいたい当たる、らしい。」 「申し遅れました。私はセイジュシンと申します。」 「俺はニコラスだ。」 「私もこの大会に参加します。もし当たったらよろしくお願いしますね。」 と言いセイジュシンはニコラスから離れる。 暫くして、 「あ、ニコラスさーん!こっちですよ!」 とルリが言う。 (大きな声出して大丈夫なのか?ポケドルだろうが…。まあ、本人が良いならいいか。) と思いながら 「今行く。」 と、返事をするニコラス。
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