2章

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「皆さん、誰と出るんですか?私はこの子と出ますよ!」 と、言いモンスターボールから出したのはエンブオー。 「ブオ。」 「ルリはエンブオーか。まだバトルした事無かったから、知らなかった。」 とニコラスは言った。 「拙者はこいつだ。」 と言うシデンはモンスターボールを投げるとジュカインが出た。 「ジュカ。」 「ジュカインか。ホウエン地方の初心者用ポケモンの最終進化系か。となると、2人はホウエン地方出身か。」 「まあな。」 「次は私ですよ!」 と言いモンスターボールを投げるとリザードンが出てきた。 「お、リザードンか。俺と同じだな。」 と言うと、ニコラスもモンスターボールからリザードンを出した。 「ルカリオではなかった事に少し驚きました。」 「まあな。初めてのポケモンはこいつだ。ルカリオはリオルの時に保護したんだ。」 「そうだったんですか。」 とルリが言う。 「ん?ジュカインとリザードンの首…。まさかお前らもメガシンカの使い手だったのか。」 「となると、ニコラスもか。」 「ああ。」 すると、 「ここで参加を締め切ります!そして、対戦カードはこのようになりました!」 というアナウンスが聞こえた。 「あ、決まったみたいですね。見に行きましょう!」 とルリが言い、皆で見に行った。 電光掲示板にて。 「拙者は…か。」 「えーっと、私はあの方とですね。」 と言っている中で 「「!?」」 ニコラスとユリカが驚いていた。 「まさか、初戦からいきなりメガリザードン対決になるとは、な。」 「そ、そうですね。」 ニコラスの初戦の相手はなんと、ルリだった。 「ニコラス、ユリカを悲しませたら許さないぞ。」 「おいちょっと待てやこら。バトルなんだ。勝者がいるから敗者もいるんだ。故に、恨みっこ無し。それに俺達がこの大会にでる本当の理由はお互いの手を理解して、連携を取りやすくするためだろうが。」 と言ったニコラス。 「…おっと、そうだった。すまぬ。」 意外にも素直に謝った。 (まあ俺にはもう一つあるんだけどな。) とニコラスは思っていた。
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