その後

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    『知ってたよ、そんな事』     「は?なんでだよ!?」     『へへっ…ひーみーつ』     私には千昭の頭の上にはてなマークが回っているように見えた         『千昭』     私は千昭のシャツを軽く掴んだ         『私もだよ』         決めてたんだ         『好きだよ、千昭の事』         もうあんな後悔するような事はしないって         『祭りも、花火も、野球も…たくさんの事を一緒にしようね…』         素直になるって…         「…ああ」     私の言葉に千昭は優しく笑ってくれた    
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