168人が本棚に入れています
本棚に追加
『知ってたよ、そんな事』
「は?なんでだよ!?」
『へへっ…ひーみーつ』
私には千昭の頭の上にはてなマークが回っているように見えた
『千昭』
私は千昭のシャツを軽く掴んだ
『私もだよ』
決めてたんだ
『好きだよ、千昭の事』
もうあんな後悔するような事はしないって
『祭りも、花火も、野球も…たくさんの事を一緒にしようね…』
素直になるって…
「…ああ」
私の言葉に千昭は優しく笑ってくれた
最初のコメントを投稿しよう!