空腹

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耐え難い空腹に喘ぎ膝を着いたその時、見知らぬ誰かの気配を感じて顔を上げた。 「お腹が空いてるんですか?それなら…アンパンをどうぞ。」 そう言いながら自分の顔を笑顔で千切る男を見て、私は気を失った。
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