1章

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ハッと目を覚ますと 頭に激痛が走った 手をやると うっすら濡れている 血だった 辺りを見渡すと見覚えがあるようなないような部屋 いったい何が… 思い出せない そして愕然とした。 自分すら誰かわからない とりあえず病院に 携帯電話を探し周りを見渡すが 見つからない それより部屋の状態だ まるで泥棒にでもはいられたかのように 物が散乱している 高いタンスの手前にバックがあり 中は衣服を乱雑に摘めた状態だった 空き巣?襲われた? ふとバックの横に血のついた置時計が横たわっていた 僕が帰ってきて空き巣と鉢合わせ 時計で殴られて… そんな推理を ズキズキと痛む頭を押さえ思いめぐってみたが 全く記憶がよみがえってこない。 とりあえず病院にいこう 玄関に向かうと 探していた携帯が 叩き割れた状態で転がっていた image=506784731.jpg
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