10年の歳月

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ヨージ『ジーニアス、変わらずで安心したよ』 ジーニアス『10年振りか』 ヨージ『そうだな・・・とりあえず、此処に来なよ』 ヨージは、自分の右肩を指差す バサバサ・・・ ジーニアスは、ヨージの右肩に飛び移る ヨージ『ほらよ、10年振りの煙草だ』 ジーニアス『すまないな、しかし・・・この煙草というのは、本当に美味いな』 ヨータ『おいおい・・・神様が煙草吸うのかよ』 呆れ顔のヨータ ヨージ『なぁジーニアス、俺を元の世界に帰したのはジーニアスなのか?』 ジーニアス『そんな訳ないだろう、私が神といえどそんな能力は持っていないし、元の世界に帰すつもりなら、この世界の情報を提供しないさ』 ヨージ『そう・・・だよな』 ジーニアス『確かな事は、間違いなく何かの力が働いていたという事だ』 ヨージ『何かの力・・・か』 ハル『ヨージ兄さん、今は深く考えても仕方ないと思うんだ』 ヨージ『ふ~む・・・確かに情報も無いから深く考えても仕方ないか』 リリア『ねぇ、今日は宴をしようよ!』 もも『宴?』 リリア『うん!、ヨージ兄さんとの再会記念に!』 ミサキ『それは良い考えだ』 ヨージ『良いね!、楽しみだよ!』 ヨータ『ヨージ叔父さん、俺もヨージ叔父さんの事で、いくつか質問が有るんだ』 ヨージ『宴の時に質問を聞くよ、それで良いかい?』 ヨータ『うん』 ヨージ『さて!、そう決まったら準備を始めよう!』 各々は、分担を決め早速準備に取り掛かった
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